第9回札幌国際短編映画祭〈札幌ショートフェスト2014〉が開幕!

10.8.2014

ついに今日10/8(水)から第9回札幌国際短編映画祭(札幌ショートフェスト2014)が開幕です!

13日(月)までの5日間、狸小路5丁目「札幌プラザ2・5」と、同じく6丁目「シアターキノ」での開催です。

世界95の国と地域から3016作品もの応募があり、その中から約200作品が上映されます。

実はわたしも個人的な繋がりから、日本作品の選考過程に関わらせて頂きました。

 

「興味はあるけど、どのプログラムを観たら良いんだろう…」という方に、答えはズバリ「どのプログラムでも良い」です!

なにしろ3000以上もの応募から選りすぐった作品です。時間の合うプログラムを片っぱしから観ましょう。

 

それでも少しは内容を知ってから観に行きたいという方のために、日本作品のプログラムについてご紹介します!

 

まずはコンペティション部門から!

 

○フィルムメーカー・プログラム「F-B」

『ソース』『シリコン;ブートドライブ』『ストロボ』の3作品が同じ監督による日本作品です。3本ともハイレベルですが、特に『シリコン~』のVFXはもうハリウッド映画かと思うほど!

 

○ナショナル・プログラム「N-A」

『子供の特権』が個人的に最高評価の1本です。子供の頃、人には説明できないようなひとり遊びをしていた経験は誰にでもあるかと思います。そんな繊細なものごとを映像化したのがすごい。自分はどうだったかなと映画の外に思考が広がるのも良さのひとつです。

その他、狸小路のとても気になる食堂が出てくる『狸詣り』、戦時下の市民生活の一部がリアルに垣間見られる『アメリカン・ピアノ』、とってもせつなくて抱きしめたくなるようなアニメーション『コップの中の子牛』、不穏な空気の出し方がうまい『ハイド・アンド・シーク』、突き抜けたばかばかしさの中にほろっとするエッセンスもちらりと入ったコメディ『彼女の告白ランキング』。

 

○ナショナル・プログラム「N-B」

このプログラムに含まれる『なんで僕だけ』も個人的に最高評価の1本です。子供の頃の友達関係の不安定さ、少年の不器用さ、その裏にある別の問題までもが巧みに描かれています。子供たちの演技(演出)も抜群!

その他、複数のグループの10人が絡み合っていくシークエンスがうまい、先が読めないホラー『上を向いて』、軽いトランス感覚が味わえる、8秒間の動作が繰り返し描かれる実験的アニメーション『00:08』、明日も頑張ろうと思えるような、小樽が舞台の心地の良い映画『夕泣き』、夢・現実・地元、多くの人が一度は直面するテーマの『すず』。

 

○ナショナル・プログラム「N-C」

カンヌ、ぴあでも話題の1本!今まで一度も観たことのない設定の作品『ナイアガラ』が注目作!

定食屋の女主人と中年警察官の恋を描いた『ラジオデイズ』は、ラジオから流れる音楽の歌詞と状況や感情とのリンクがすごく面白いです。

その他、豊平川が舞台のウェルメイドな一本『古里ツムギの幻憬綺譚』、短編映画的なラストのひとコマが秀逸な『愛妻弁当家』。

 

 

ここからは特に深く関わったオフシアター部門です!(アニメーションを除く)

 

○北海道セレクション(10/8 Wed、9 Thu、11 Sat)

北海道出身監督や北海道制作の作品の特集。無料です!

 

○ジャパン・オフシアター「ヒューマン!ハートウォーミング」(10/9 Thu)

心が少しあたたかくなる作品を集めたプログラムです。

『PAPER CRANE』は是枝監督の『ワンダフルライフ』を思い出させる内容で、個人的には最高評価の一本。夢や希望といったものを心の中に持っているだけで、生きる理由になるというのが実感できます。

恋人たちの些細なケンカを描いたあるある系映画『アーモンドテイスト』、妻を失い無気力な生活を送る男性がある夜の不思議な体験により再生する『ある夜』、小さな思いやりが心をあたたかくしてくれる『鰤の大晦日』ほか。

 

○ジャパン・オフシアター「シリアス!ドキュメンタリー&ドラマ」(10/10Fri)

ちょっとシリアスなテーマの作品を集めたプログラムです。

切腹を命じられてから実行するまでを感傷を抑えて描く『陽は落ちる』、差別問題を描いた『うまれつき』、「公共の場」とは誰のためにあるのか、ホームレス体験ドキュメンタリー『ホームレスごっこ』ほか。

 

○ジャパン・オフシアター「ワケあり!秀作オフシアター」(10/12 Sun)

個人的に今回最もオススメのプログラムです!

好き嫌いが分かれそうですが、どれも問題作といえるようなエッジの効いた衝撃作です。

中でも『SERORI / セロリ』は「こんなの観たことない…」という度肝を抜くシーンが!

ストーカー被害から予想外のおそろしい展開を見せる『誰かが』、妄想の恋愛が引き起こす狂気『僕のバニーガール』の2作はネット時代ならではの問題が描かれているといえるかも知れません。

その他、いじめ問題を扱った『みえないひと』、絶望感漂う『揺れるスカート』。

 

○ジャパン・オフシアター「エンタメ!コメディ特集」(10/13 Mon)

ワンアイデアで笑える短編の醍醐味、くだらなくも面白いコメディを集めたプログラムです。

イカツイ男たちのセンチメンタルな恋の思い出『LOVERS BOMB』、価値観を共有できる相手とめぐり合うことの幸福『男と女とクマ柄のシャツ』、単純に映像が面白い『B級文化遺産』、これぞ短編コメディ『はちきれそうだ』、ちょっと怖め『こうして僕は左遷(とば)された』、シュールな『エレクトリック・タウン』ほか。

 

長くなってすみません。

少しでも参考になればさいわいです。

 

スケジュール等の詳細は札幌国際短編映画祭公式HPへ。

 → http://sapporoshortfest.jp/14/

 

Please reload

Please reload

【アーカイブ】

今後の上映会
M_flyer_omote_last.jpg
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now