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時計台シネマvol.1『地下鉄のザジ』2014/3/25(火)
札幌の市街地に位置する札幌市時計台ホールを会場に「時計台シネマ」を開催します。
自宅とも映画館ともちがう一風変わった映画体験を味わってみましょう!
時刻を知らせる鐘が鳴るけれど、木のイスは硬いけれど、街の灯りがちょっと射し込むけれど、だからこそ、記憶に残る味わい深い体験が生まれることでしょう。
第一回目の上映作品は、オシャレでアバンギャルドな傑作フランス映画『地下鉄のザジ』!
パリを舞台に、おてんばでナマイキな少女ザジと、奇妙な大人たちが巻き起こす大騒動!
フランスの名匠ルイ・マル監督の代表作です。
1960年の映画ですが、ビジュアル、内容ともにまったく古さを感じさせません。
むしろいま改めて観ることで斬新さすら感じられるかも。

札幌を走る3本の地下鉄路線が交差する大通駅の近くにある時計台。
もしザジが札幌に現れていたら、きっと時計台も走り回り鐘をガンガン鳴らしていたんじゃないでしょうか。
上映中に鳴る時報もそんな想像をしながら聞くと、なんだか楽しくなってきます。
皆さんもザジと一緒に街角に繰り出してみませんか?

【作品紹介】
PARIS! 凱旋門に、エッフェル塔。カフェオレに、クロワッサン…。
お愉しみはいろいろあれど、田舎からやってきた少女ザジの一番の目的はMETRO!地下鉄に乗ることでした。しかし残念なことに、地下鉄はストの真っ最中。仕方なくパリ見学に出かけたザジの行く先々では、奇妙珍妙な大人たちが現れて、ハチャメチャな騒動が巻き起こります。

現代フランス文学で最も前衛的な作家、レーモン・クノーの小説を、ルイ・マル監督が、ユーモアと皮肉たっぷりに描くスプラスティックな傑作。
オレンジのセーターと短い前髪がトレードマークの女の子・ザジを演じたカトリーヌ・ドモンジョは、本作で伝説の名子役となりました。


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