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第2回 時計のない上映会

第2回 時計のない上映会

上映作品

『ファブリックの女王』

日程

05/26

①15:30

②19:30

会場

時計のない喫茶店

札幌市北区北17条西4丁目1-11

イベント紹介

おいしいコーヒーと素敵な空間で、映画と余韻をゆっくり楽しむ上映会。
北18条のカフェ「時計のない喫茶店」で開催です。

一.受付を済ませる。
二.お席に着く・
三.お飲み物とポップコーンでひと息つき、上映を待つ。
四.映画を堪能する。
五.余韻を味わう。
  おひとり様で。お連れさまと。居合わせた人と。
​  ※お飲み物を追加でご注文いただくことも出来ます。

第2回目の上映作品は、フィンランドの人気ファッションブランド「マリメッコ」の創業者アルミ・ラティアの波乱の人生を斬新な手法で描いた『ファブリックの女王』(公式サイト http://q-fabric.com/)です。
フィンランド人で唯一のオスカー受賞者であり、初期マリメッコの役員でもあったヨールン・ドンネル監督が見た女王の素顔とは。
マリメッコの華やかなテキスタイルや世界観からは想像できないような、創業者・アルミの独特な人間性と波乱の人生。
​ブランドが持つ多面的な表情を知ったとき、より強い愛着が生まれる。

上映作品紹介

日常を楽しくする、新しいライフスタイル
戦後まもない1951年に<マリメッコ>を創業したアルミは、才能あるデザイナーを集めて作った斬新なデザインのファブリックで、女性たちをコルセットから解放し、新しい時代のライフスタイルを提案することに、生涯情熱を注いだ。60年代には当時のファッションアイコン、ジャクリーン・ケネディが愛用し、<マリメッコ>はフィンランドから世界で愛されるブランドへと急成長した。当時は稀な女性起業家として男性偏重なビジネス社会に乗り込み、破天荒なキャラクターと天才的なプロデュース・PR力で、何度も襲いかかる破産の危機、夫や家族との軋轢などのあらゆる困難と闘い「何をも恐れなかった」アルミの人生。そこには「美」への飽くなき探究心と、みんなが幸せに働き、生きていける理想郷 “マリメッコ村”をつくる大きな「夢」、そして従業員たちへの厳しくも温かい「愛」があふれていた。<マリメッコ>はアルミの人生のすべてであり、アルミこそがファブリックで世界を変えようとした“女王”だった。

​戦後まもないフィンランド。
戦争で兄弟も工房も失ったアルミは、夫のヴィリヨが買収した業務用のオイルプリントを作る会社で働き出す。やがて、個人向けに綿のファブリックにプリントすることを思いつき、1951年、新たな会社を立ち上げる。
会社の名前は<マリメッコ>。
しかし、その船出は順風満帆とは言えなかった。そこで、ただファブリックを売るだけでなく、その使い方を示すドレスのファッションショーを企画。ヘルシンキで初めて行なわれたファッションショーは、全財産をかけた大博打だったが、大成功をおさめる。カラフルで斬新なデザインのファブリックと、女性をレースやコルセットから解放したドレスは、たちまち注目を集め、事業は軌道に乗り始めた。
アルミは才能あるデザイナーを集めて自由にデザインさせ、それぞれのファブリックには名前とデザイナーの名前を記すことにした。<マリメッコ>はアルミの全てであり、何でも言い合える従業員たちは“家族”だった。しかし“家族”の面倒を全て引き受け、出費を惜しまないアルミは、銀行団に非難され、幾度も倒産の危機に陥った。
一方、<マリメッコ>にのめり込むあまりに常識を外れていくアルミに、夫や子どもたちはついていけなくなっていた。理解されない、愛されない寂しさを、酒や他の男性で埋めようとするアルミ。<マリメッコ>は「知的な人々のユニフォーム」として世界に認められるようになり、職住が一体となった自然あふれる理想郷 “マリメッコ村(マリキュラ)”をつくるためにアルミは奔走するのだが・・・
舞台劇でアルミ・ラティアを演じる女優マリアの俯瞰的視点で、アルミの人生を浮き彫りにしていく。
『ファブリックの女王』 公式サイト http://q-fabric.com/
原題:Armi elaa!

85分 / 2015年 / フィンランド

監督 : ヨールン・ドンネル
脚本: カロリーナ・リンドグレーン
出演: ミンナ・ハープキュラ / ラウラ・ビルン / ハンヌ=ペッカ・ビョルクマン
配給: パンドラ
(c)Bufo Ltd 2015

イベント詳細

料金

2,000円(1ドリンク、ポップコーン付き)

定員

各回20名

主催

時計のない喫茶店、キノマド